DOWA サーモテック (タイランド)
熱処理受託加工・設備メンテナンスのことなら
金属部品をより強く、より永く使えるものとするために、熱処理への要求はますます高度なものとなっています。
浸炭処理、浸炭窒化、硬質膜処理など、DOWAの技術は、様々な用途の金属部品の熱処理加工において、業界トップレベルを誇ります。
浸炭・浸窒のメカニズム |
表面にアンモニアガス(NH3)から窒素を取り入れ、炭素とともに浸入させることで焼き入れ性が向上します。
bcc:体心立方晶 fcc:面心立方晶
浸炭焼き入れのねらい |
金属疲労が起きると、最大せん断応力を受ける表面に亀裂が発生・伝播し、破壊に至ります。 したがって、金属の表面層の機械的性質は、きわめて重要な役割を果たしていると言えます。 浸炭焼入れのねらいは、表面層を07%~0.9%Cにして焼入れを行い、材料の組織をマルテンサイトに変態させることで、硬さおよび引張強さをアップさせることです。 結果として、疲れ強さと耐摩耗性が向上します。 | |
加工例 |
| <表面改質> 永年蓄積したプロセス技術を、お客様の製品設計に合わせてご提案いたします。 |