S.U.N. GLOBAL CO.,LTD.
無電解ニッケルメッキ加工、鋼材の切削加工、レーザー溶接加工、ゴム成形及びアッセンブリ

お便り通信


ミャンマー人労働者

人口約6242万人
面積67万平方km(日本の国土の1.8倍)
首都ネーピードー(06年に行政機関のみをヤンゴンから移しました)
言語ミャンマー語
主要工業農業、畜産水産業、林業
進出日系企業351社

現在弊社のあるサムットサコーン県には約300万人のミャンマー人が暮らしていると言われる。海に近いことから昔から海産物の加工で栄え、その加工労働者として多くのミャンマー人が定着した。最近は機械加工工場も増え精密加工業に従事するミャンマー人も多い。弊社従業員は1年の就業ビザを与えられ、毎年更新を繰り返している。平均3~4年で一度帰省し、約1か月程度家族と過ごしまた新しい就業ビザを取得して工場に戻ってくる。そういう意味でもミャンマー人の定着率はすこぶる高く、在職10年前後のものも多い。専門性を要する製造業においてはまじめで、定着性のある人材を有用活用できる。

出身地の多くが首都のネピドー周辺で、帰省の移動だけで片道2.5日を要する。工場からタイのメイホンソーンまでバスで6時間、そこから国境を越え首都のネピドーまでバスで約30時間かかる。(費用の点から飛行機を使って帰省するものはいない)その為、毎年帰省するものは全くいない。

弊社ミャンマー人従業員の約80%は結婚しており、そのほとんどが共働きで従業員用宿舎(夫婦部屋)に暮らしている。
ミャンマー人の結婚は早く、弊社従業員の場合は多くが16歳前後で結婚したそうである。
現在ミャンマー人従業員の年齢構成は男:19歳~40歳、女:18歳~45歳。
子供のいる家庭は故郷に子供を残し、故郷の両親が子供の面倒を見ている。そのため、帰省した時が唯一の家族対面の時となる。但し最近はSNS等でいつでも無料通話やビデオ通話ができるのでいつでも近くにいるように感じているそうだ。

唯一の休みである日曜日は、あえて街に出かけることもなく寮で自炊したり、音楽を聞いたり、フェイスブックを見たりしてリラックスしている。ともかく真面目に一生懸命働いて給料の多くを毎月送金して家族を養う事が来タイの主目的であると言っている。 

ミャンマー人スタッフ自己紹介

 

  Ms. Nan Zali Tun (21歳) ★ゴムローラーQA部門勤務

 

私はナンザリトゥンと申します。愛称はユーワー。

18歳でタイに初めて来ました。会社で働くのも初めてで気がついたらもう4年近くもタイにいます。タイ語はあまり上達していませんが毎日同僚や友人といろいろ話して勉強しています。今の生活には満足していますが、もう2年以上も帰国していないので(Covid-19の為)早く田舎の家族に会いたいです。

品質管理の仕事は決められた作業を継続して毎日行いますが、もし問題が発生したら迅速に対応、報告などしなければならないので大変緊張してしまいます。そんな時には同じミャンマー人の上司がいるので安心です。

私の田舎では農業しか仕事が無かったので、タイに来て工場で働くことになり毎日ビックリしたり、ドキドキしたり大変でしたが今は生活にも慣れてきました。ただ2021年はCovid-19で仕事の仕方や寮生活、外出禁止等すべて初めての経験だったので、2021年はとても忙しく、緊張したそしてちょっと怖かった1年でした。

私の目標は10年間仕事を頑張って、お金をいっぱい貯めて田舎に帰って家を建てることです。今はまだボーイフレンドもいないので、毎日一生懸命働いて休みには趣味の裁縫をしたり同僚や友人家族とチャットでおしゃべりするのがとても楽しみです。

2022年はきっとCovid-19も収まり、休暇をもらいミャンマーの田舎に絶対帰りたいと思います。 私の今一番大切なものは ” 両親 ” です。

 

社内行事

年末のパーティー

セパタクローの社内大会

 

最近の更新 2024年08月13日