地域冷暖房日本国内No.1シェア

新菱冷熱工業は地域冷暖房の分野において日本国内No.1のシェアを誇っています。近年では東南アジア、中東でも大型の地域冷房施設建設を手掛け、エネルギー供給の最適化に貢献しています。
タイでも国内同様に高い技術をもって、消費エネルギー効率の向上と、効率的な運用システムを通して環境負荷低減に貢献します。

地域冷房設備とは

地域冷房設備（DCS）は中央プラントから個々の建物へ、地域配管を通して空調設備等で使用する冷却水を分配します。排熱は中央プラントにて通常は処理されるため、個々の建物においてシステム毎に設置する必要性がなくなります。オフィス、ショッピングセンター、ホテル、住居などに適しており、冷却が必要な密集地域にも適しております。また、メンテナンスの容易性を備えております。

• 従来の熱源方式型（個別熱源方式）
  各々のビル毎に冷凍機・ボイラー等を設置して、個別に冷水・蒸気（温水）を製造し、空調設備へ供給して冷房を行います。
• 地域冷房方式
  熱源プラントに冷熱機等を集中設置して冷房を行う方式です。計画地域の各建物（需要家）の熱源設備として熱源プラントを設置し地域の冷房需要に見合う容量の冷凍機を集中設置します。この熱源プラントで製造された冷水を地域内に敷設した地域導管設備を通じて各建物（需要家）へ供給し空調設備で冷房に利用します。