機能性コーティング剤(静電気防止剤)製品
機能性コーティング剤「コルコートN-103X」は創業者野口雪雄が1951年に開発した静電気防止剤「コルコート」の性能を継承し改良が重ねられた製品です。プラスチックフィルムやプラスチック成形品の静電気防止はもちろんのこと、透明性向上、低分子溶出防止、表面保護など成膜タイプならではの個性的な性能を多数有しております。
高透明・完全無機・多機能コーティング剤
コルコートN-103X
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1液塗布、熱硬化でポリシロキサン構造の末端にヒドロキシ基(OH基)を持ったシリカ膜を形成します。シリカ膜は硬く、低屈折の無色高透明被膜であり、PET等のプラスチック基材にも強固に密着します。コートすることで下記のようなさまざまな高機能が得られます。
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プラスチック等絶縁物(表面抵抗1016Ω<)にコーティングすることで、108~109Ω程度の長期安定した表面抵抗に改質することができ、コンタミの付着や剥離放電による基材破壊といった静電気のトラブルを防止できます。
粘着製品の粘着剤面保護用の剥離フィルムなどに用いる静電気防止剤として使用頂いております。
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無色透明のシリカ膜をつくることから光学特性にも優れており、例えばPETフィルムに塗布した際の全光線透過率が87%から91%に向上します。そのため偏光板やレンズといった光学用途にも応用可能です。
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構造にヒドロキシ基があるため被膜は親水性を付与できます。ぬれ広がりやすくオーバーコートと基材と両方に接着性が出せることからプライマー性能にも優れております。
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