浸炭焼入れ後にリン酸塩化成処理皮膜を施したギア
加工事業
化成処理
ガス浸炭処理
ガス浸炭処理は、浸炭性ガス雰囲気中で低炭素鋼低炭素合金鋼表面層の炭素を増加させ、焼き入れ硬化させることによって鋼製部品の耐摩耗性・疲労強度を向上させる処理です。自動車部品をはじめとし各種機械部品等に広く応用されています。ガス浸炭焼入れ焼き戻し、ガス浸炭窒化焼入れ焼き戻し等についても豊富なノウハウを生かした受注加工を行っております。
■特徴
1. 耐摩耗性の向上
2. 耐衝撃性・耐疲労強度が向上
■加工応用例
各種ギヤ、シャフト、CVTプーリー、
ロッカーアーム、ストライカー・ラッチなど
ガス軟窒化処理
自動車、オートバイの心臓部である、クランク
カムシャフト、ミッション部品等に広く採用されております。処理の特徴として580℃と低温で処理がされる為、歪が少なく、各部品の最終工程で実施される事が多い処理です
■特徴
1. 耐摩耗性向上、疲労強度向上
2. 防錆効果等の目的で採用されております
デルタ処理(ドルケン)
六価クロム、三価クロムを一切含まない完全クロムフリー防錆塗料です。非常に薄く均一な皮膜に高い防錆力を保持します。低い乾燥温度と高い浸透性(液ダマリの解消)を特徴とし、欧米自動車メーカーを中心にクロムフリー塗料として25年以上の経験と実績があります。
固体潤滑処理(パルリューベシステム)
化成処理後に二硫化モリブデン、グラファイト、フッ素樹脂といったコーティングにより得られる固体潤滑処理です。素材表面に潤滑、耐摩耗等の機能性を付与します。重量物からごく小部品に至るまで皮膜生成が可能です。
塩浴軟窒化処理(イソナイト)
処理の目的はガス軟窒化と同一で、耐摩耗性向上、疲労強度向上、等の目的で採用されております。又、ガス軟との大きな違いは塩浴中で処理が行われ、ステンレス鋼、耐熱鋼の表面にあります不動態化皮膜を破り、窒素を鋼の表面に浸透させる事が出来る処理です。自動車、オートバイ、船舶等のエンジンピストンには必要不可欠な処理となっております。
また、イソナイトTF1塩浴浸漬後、亜硝酸系塩浴AB1に浸漬する事で表面に高耐蝕の酸化層を形成するSQ処理法もあり、後工程の研磨工程と併せてSQP、QPQ処理もあります。
無電解メッキ処理(カニゼン)
鉄、鋼、銅、アルミニウム等の製品に硬くて厚さが均一で、しかも耐食性のよいニッケル燐合金のコーティングを化学的反応によって形成する方法です。非常に均一で、高寸法精度、高硬度の皮膜を形成します。
PVDコーティング
PVDコーティングの受託加工サービスに対応致します。
TiNコーティング、DLCコーティング、CrNコーティングをはじめ、ご希望に応じて他膜種にも対応可能です。
また、材料強度の都合上、高温下に晒すことができない機械部品等にもコーティング可能です。一度、お試し下さい。
詳しくは、日本パーカーホームページ参照
http://www.parker.co.jp/products/processing.html
詳しくは、日本パーカーホームページ参照
http://www.parker.co.jp/products/processing.html
熱処理・各種蒸着
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