超音波バリ取り洗浄装置の特徴
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その他、金属・プラスチック・セラミックス等の微小バリの除去と精密洗浄 |
超音波バリ取り洗浄の概要 |
液体(水、またはその他の洗浄剤及び溶剤)の中に強力な超音波を発生させ、当社独自の技術とノウハウで、球状(直径6~8mmΦ)の微小真空核群(これが超音波で発生する本当のキャビティ)を無数に生成させる。 この微小真空核群=マイクロ・ギャラクシー=真正のキャビティ の生成と消滅時に、正と負の衝撃力が発生する。 この[正と負]の衝撃波は、1秒間に20000回以上生成と消滅を繰り返す。
気体の高速移動のひとつの例がガス爆発であるが、微小真空核群の生成と消滅時の高速移動するものは、はるかに密度の高い液体である。 液体が秒速200~300mで移動し(正の爆発)、次は逆方向に、秒速250~350mで移動(負の爆発)する。 これが1秒間に20000回以上繰り返され、無数の微小真空核群が、同期しながら生成と消滅を繰り返す。
つまりバリの近くに発生した微小真空核群=キャビティは、バリに即ち、1秒間に20000回以上も正と負の衝撃力(別な表現をすれば、押す、引くを繰り返す)となる。
この結果、微小なヒゲバリは一瞬で吹き飛んでしまい、つぶれて本体にへばりついているバリは、正より負、つまり引っ張りの方向に働く衝撃力の方が強いため、徐々に引き起こされ、同様の繰返し応力により破壊(折られ)除去される。 後は精密洗浄工程である。
これが、まったく新しいバリ取り技術、超音波バリ取り洗浄技術である。
超音波バリ取りの特徴 |
超音波微小バリ取りは全く新しい新技術で、今までのバリ取りにない特徴を持っています。 | |
1. 材質を選ばない金属・プラスチック・ゴム・セラミックス・ガラス、またそれらの複合剤など、難易度はあるものの、基本的にほとんどの材質に対応できる。 | 2. 形状にとらわれないバリの発生場所が多方向で、内面の公差穴なども対象になる。 |
3. 数を制限されない一から数万個まで、一度にまたは連続で処理できる。 | 4. 有害物が発生しない危険物は使わず、水を使用する。 |
5. 洗浄物を汚さず、洗浄しつつ、バリがとれる精密洗浄が可能である。 | 6. 使用に特殊技術や技能が不要であるまた自動化が容易であるため、管理がし易い。 |
7. 微小バリ(ミクロンの大きさ)をより早く確実に除去これからの精密加工に、唯一対応できる手段である。 | 8. 消耗品が少ない消耗品はフィルターぐらいとなる為、ランニングコストが小さい。 |
9. 設備コストが低いオンリーワンにつき、営業戦略上の問題であるが、いずれにしても、バリ取り後の精密超音波洗浄を必要とする他の競合手段と比較すると、システムとしては遙かに低い。 | 10. 乾燥もライン化できる汚れの再付着が少なく、精密部品加工機の処理に適する。 |
11. 隔離されたバリ取り、洗浄室などを必要としない上述の利点は、クリーンルームなどの環境中に設置できることを意味し、他の手段のように、隔離されたバリ取り、洗浄室を必要とせず、管理コストが軽減される。 |
詳細やご質問などお気軽にお問い合わせ下さい。 当社の超音波洗浄技術を駆使し、最適な装置をご提案いたします。