11年の消費者物価指数、3.81%上昇=食品・飲料が値上がり-タイ
タイ商業省経済指数事務局は4日、2011年の消費者物価指数(インフレ率)が3.81%上昇したと発表した。燃料や農産品の価格上昇で、食品・飲料が前年比7.96%、非食品が1.32%それぞれ高くなった。また、10~11月の大洪水で日用品などの需要が高まり、値上がりにつながった。ただ、12月には洪水が終息に向かったため、インフレ圧力が和らぎ始めたとしている。同省は11年の物価上昇率について、3.2~3.8%になると予測していた。
昨年12月の消費者物価指数は112.77(2007年=100)となり、前月比0.47%安、前年同月比3.53%高だった。指数が前月比で低下したのは、洪水終息で食品・飲料が1.2%値下がりしたため。生鮮食品とエネルギーを除く12月のコアインフレ率は、前月比0.11%、前年同月比2.66%それぞれ上昇した。通年の上昇率は、2.36%だった。
商業省は、12年の物価上昇率の予想範囲について、(1)為替相場が1ドル=29~33バーツ(2)原油価格が1バレル当たり95~115ドル(3)政府による消費者の負担軽減策継続-を前提として、「年3.3~3.8%の上昇」になるとの予想を示した。
日付 : 2012年01月04日
By : 時事速報
昨年12月の消費者物価指数は112.77(2007年=100)となり、前月比0.47%安、前年同月比3.53%高だった。指数が前月比で低下したのは、洪水終息で食品・飲料が1.2%値下がりしたため。生鮮食品とエネルギーを除く12月のコアインフレ率は、前月比0.11%、前年同月比2.66%それぞれ上昇した。通年の上昇率は、2.36%だった。
商業省は、12年の物価上昇率の予想範囲について、(1)為替相場が1ドル=29~33バーツ(2)原油価格が1バレル当たり95~115ドル(3)政府による消費者の負担軽減策継続-を前提として、「年3.3~3.8%の上昇」になるとの予想を示した。
日付 : 2012年01月04日
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