日系8社と土地売買契約=総額50億バーツ超-タイ・304工業団地
タイ中部プラチンブリ県の「304工業団地」の事業会社は10日、日系8社と計301ライ(1ライ=1600平方メートル)の土地売買に関する契約書に調印した。調印式は、バンコク北郊で開催中の大規模展示会「BOIフェア」で行われ、タイ投資促進委員会(BOI)のアチャカ事務局長らも出席した。
同団地のワチャレン取締役会長によると、8社が購入する土地の総額は50億バーツ超。各社の投資計画によって、計1万人以上の雇用が創出される予定。304工業団地は、国道304号線沿いにあり、スワンナプーム国際空港からは110キロ、レムチャバン港から約130キロ離れている。タイ中部県の中で東寄りに位置し、昨年の大規模洪水では被害を受けなかった。
同団地の敷地面積は約1万7000ライで、うち5774ライが売却済み。主な業種は、自動車部品産業が最も多く30%を占め、金属・機械が25%、電子が16%など。投資企業の国別では、日系が全体の47%を占め、台湾、中国、香港が計31%。
ワチャレン会長は、同団地にについて、平均海水面から20メートル高いため、洪水問題がないと指摘し、用水供給のため容量3600万立方メートル規模の貯水池を整備していると話した。さらに、東北部の玄関口ともなるため労働者を集めやすいと利点を強調している。
◇10日に土地売買契約を結んだ日系8社は次の通り。
(1)キヤノン・プラチンブリ・タイランド
(2)ニッコー・マシン・タイランド
(3)ノースランド
(4)サンワ・メタル・タイランド
(5)サトープレス工業タイランド
(6)タイ・キョウワ・GMB
(7)サイアム・タガ・プレシジョン
(8)ワイテック
日付 : 2012年01月10日
By : 時事速報
同団地のワチャレン取締役会長によると、8社が購入する土地の総額は50億バーツ超。各社の投資計画によって、計1万人以上の雇用が創出される予定。304工業団地は、国道304号線沿いにあり、スワンナプーム国際空港からは110キロ、レムチャバン港から約130キロ離れている。タイ中部県の中で東寄りに位置し、昨年の大規模洪水では被害を受けなかった。
同団地の敷地面積は約1万7000ライで、うち5774ライが売却済み。主な業種は、自動車部品産業が最も多く30%を占め、金属・機械が25%、電子が16%など。投資企業の国別では、日系が全体の47%を占め、台湾、中国、香港が計31%。
ワチャレン会長は、同団地にについて、平均海水面から20メートル高いため、洪水問題がないと指摘し、用水供給のため容量3600万立方メートル規模の貯水池を整備していると話した。さらに、東北部の玄関口ともなるため労働者を集めやすいと利点を強調している。
◇10日に土地売買契約を結んだ日系8社は次の通り。
(1)キヤノン・プラチンブリ・タイランド
(2)ニッコー・マシン・タイランド
(3)ノースランド
(4)サンワ・メタル・タイランド
(5)サトープレス工業タイランド
(6)タイ・キョウワ・GMB
(7)サイアム・タガ・プレシジョン
(8)ワイテック
日付 : 2012年01月10日
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