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今週末の移動閣議で4項目提案へ 交通網整備や国境貿易促進など-経済団体

 タイ工業連盟(FTI)のパユンサク会長は、同連盟や貿易院、銀行協会の経済団体による合同委員会として、今週末に北部チェンマイで開かれる移動閣議に交通網整備や国境貿易促進など4項目の提案を行う考えを明らかにした。

 具体的には、(1)交通網整備=全国の鉄道複線化計画の完成を2025年の予定から17年に前倒し。デンチャイ-チェンライ間の国鉄をアジア・ハイウエーR3a号線につなげる。チェンマイ-バンコク間ハイスピードトレインや、チェンマイ-チェンライ間モーターウエー整備計画を早期実施(2)国境貿易促進=近隣各国との仮設検問所を常設化し、北部チェンマイ県のメーサイ、チェンコン、チェンセンの各地での国境経済地区を開発(3)観光促進(4)治水計画の実施-の4項目。

 一方、同連盟のジェン副会長によると、合同委員会は、15年のASEAN経済共同体(AEC)創設に備え、タイ企業の対外投資の奨励策を検討する作業部会の設置を決めた。工業連盟が自動車部品や衣料、建設など促進対象業種を検討し、貿易院は投資先の各国の投資関連法令などを調査していく。


日付 : 2012年01月11日

By : 時事速報

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