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昨年11月の失業率0.8% 前年同月比0.2ポイント低下-統計局調査

 タイ情報通信技術(ICT)省統計局が発表した2011年11月の人口調査結果によると、同月の失業者は32万2000人で、前年同月比6万7000人減少したが、前月比では10万300人増加した。失業率は0.8%で、前年同月から0.2%ポイント低下した。

 失業者を年齢別に見ると、新卒者が含まれる15~24歳の失業率が2.9%と高く、25歳以上は0.5%にとどまった。失業者の最終学歴は、大卒が最も多く9万7000人(1.3%)。次いで、中卒7万2000人(1.1%)、高卒4万6000人(0.8%)、小卒5万7000人(0.6%)、無学歴5万人(0.4%)の順。

 地域別では、東北部の失業率は最高の1.2%で、中部0.8%、南部0.6%、北部0.5%、バンコク0.4%だった。

 タイの15歳以上の人口は5419万人で、うち労働人口は3945万人。この中で就業者3898万人と、失業者32万2000人のほか、季節待機は15万人となっている。また、非労働人口は1474万人で、内訳は主婦422万人、就学者443万人、その他609万人。

 就業者数は前年同月比で80万人増加した。業種別に見ると、農業就業者は1553万人(前年同月比35万人増)、非農業は2345万人(同45万人増)。非農業就業者の業種別では、サービス業が27万人、政府機関が24万人、教育分野が19万人、卸売り・小売りが16万人、金融・保険が4万人それぞれ増加したが、ホテル・レストランは24万人、製造業は23万人、貨物輸送・倉庫管理は19万人、健康・社会福祉関係は14万人、不動産は3万人、建設業は1万人それぞれ減少した。


日付 : 2012年01月13日

By : 時事速報

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