東洋ゴム、タイでOA機器向け部品を生産=アユタヤに子会社設立-9月稼働
東洋ゴム工業は25日、タイに全額出資子会社を設立し、コピーやファクス、プリンターなどOA機器向けのウレタン製部品を生産すると発表した。OA機器業界は東南アジアでの事業展開が加速し、特にタイは中国に次ぐ一大生産拠点になっているため、進出を決めたという。今年9月に生産開始する。
東洋ゴムがタイに生産拠点を置くのは初めて。新会社「トーヨー・ラバー・ケミカル・プロダクツ・タイランド」は昨年12月に設立。資本金は6500万バーツ(約1億7000万円)。工場所在地は、中部アユタヤ県ワンノイ市。昨年洪水被害を受けたロジャナ工業団地から15キロほど離れた場所の建屋に設備を導入し、生産を開始する。同建屋は、洪水被害を受けなかった。
タイで生産するのは、OA機器の基幹部品である感光体に付着したトナーを除去、クリーニングするウレタンゴム製部品。売り上げ目標は、2016年度で約4億円。東洋ゴムは昨年5月に策定した中期計画で、ウレタン事業のアジア展開を掲げていた。
同社は昨年8月、約200億円を投じ、マレーシアにタイヤ工場を建設し、来年4月から量産開始する計画を発表している。
日付 : 2012年01月25日
By : 時事速報
東洋ゴムがタイに生産拠点を置くのは初めて。新会社「トーヨー・ラバー・ケミカル・プロダクツ・タイランド」は昨年12月に設立。資本金は6500万バーツ(約1億7000万円)。工場所在地は、中部アユタヤ県ワンノイ市。昨年洪水被害を受けたロジャナ工業団地から15キロほど離れた場所の建屋に設備を導入し、生産を開始する。同建屋は、洪水被害を受けなかった。
タイで生産するのは、OA機器の基幹部品である感光体に付着したトナーを除去、クリーニングするウレタンゴム製部品。売り上げ目標は、2016年度で約4億円。東洋ゴムは昨年5月に策定した中期計画で、ウレタン事業のアジア展開を掲げていた。
同社は昨年8月、約200億円を投じ、マレーシアにタイヤ工場を建設し、来年4月から量産開始する計画を発表している。
日付 : 2012年01月25日
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