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ASEAN4カ国197銘柄売買可能に 楽天証券が2月めどに

 楽天証券は25日、2月をめどにシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアの東南
アジア諸国連合(ASEAN)主要4カ国の現地取引所に上場する株式や上場投資信託(ETF)197銘柄をインターネットで直接注文できる環境を投資家に提供すると発表した。同社によると、ASEAN株の取り扱いは大手ネット証券で初めて。

 ASEAN株の取引はシンガポールのフィリップ証券を通じて行う。楽天証券の顧客は、事前に為替取引の必要がなく日本円で直接決済できるほか、フィリップ証券が提供する各銘柄情報を日本語で閲覧することができる。

 昨年12月に楽天証券が個人投資家を対象に実施した調査では、東南アジアを投資先として注目する投資家の割合は2年間で急上昇し、4割を超えたという。

 シンガポール上場では株式26銘柄、ETF46銘柄が対象。株式はキャピタランド、ケッペル、ノーブル・グループ、シンガポール・テレコム、DBSグループなど。ETFにはバングラデシュやパキスタンといったフロンティア市場に投資できるETFも含まれている。

 タイは、サイアム・セメント、タイ石油会社、アユタヤ銀行、タイ・オイル、バンプーなど50銘柄。

 インドネシアは、アストラ・インターナショナル、インドサット、ブミ・リソーシズ、アダロ・エナジーなど45銘柄。

 マレーシアは、ペトロナス・ガス、エア・アジア、ゲンティン、テナガ・ナショナル、パブリック・バンクなど30銘柄。


日付 : 2012年01月26日

By : 時事速報

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