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古河スカイ、タイにアルミ製品一貫工場建設へ=2014年初に稼働

 古河スカイは7日、タイに計画中だったアルミニウム板圧延工場(ラヨン県)に、飲料缶など各種アルミ最終製品の製造工場(コイルセンター)を併設すると発表した。ラヨン県アマタシティ工業団地に約35万平方メートルの敷地を購入済みで、3月に着工、2014年初めに生産開始の予定。
 
 同社はそもそも約130億円を投資し、熱冷間アルミ圧延品新工場をタイに建設する方針を決めていた。ただ、圧延品から飲料缶など最終製品を製造する拠点をどこに設けるかが課題だった。アユタヤ県で洪水被災を受けた既存工場があるため、懸案となっていた。
 
 結局、洪水の懸念のないラヨン県の新圧延工場に、アユタヤ県の工場設備全てを移管して最終製品製造の拠点を併設することで、一貫生産拠点とするのが物流面などで得策と判断した。新工場の建設で、飲料缶のほか、電気部品や自動車部材など、東南アジア市場で成長の期待されるアルミ製品の生産・販売の拡大を目指す。


日付 : 2012年02月07日

By : 時事速報

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