日清製粉グループ本社傘下の日清製粉は８日、小麦粉を生産しているタイ子会社「日清ＳＴ
Ｃ製粉」の生産増強を実施すると発表した。中部サムトプラカン県の工場の能力を、現行の日産２４０トンから同２８０トンに２割拡大する。投資額は約３億円。
　
日清ＳＴＣ製粉は、主にタイ国内の企業向けに製品を供給しているが、東南アジア域内やオセアニアへの輸出拠点にもなっている。今回の増産投資で、域内向けの輸出の順調な拡大に対応する。東南アジアでは、人口増に加え、所得増に伴ってパンやめんの需要が伸び、小麦粉への需要が高まっているという。


日付 : 2012年02月08日

By : 時事速報