帝国通信、洪水被害で6億8500万円の特損計上=3月中に一部生産再開
帝国通信工業は14日、タイ洪水関連で計6億8500万円の特別損失を計上したと発表した。2012年3月期第3四半期連結決算で処理した。同社のタイ子会社2社は、それぞれタイのナワナコン工業団地(パトゥムタニ県)とハイテック工業団地(アユタヤ県)に工場を置き、可変抵抗器やプラスチック成型品などを生産していたが、昨年10月の洪水で浸水被害を受けた。
操業再開に関しては、設備の入れ替えを進めており、3月中にはハイテック工業団地の工場で一部生産再
開ができる見通し。当面は大型成型機などの設備があるハイテックの工場再開に注力し、組み立てを中心としていたナワナコンの一部製品についても、ハイテックの工場で生産していく予定だ。
同社は昨年9月、タイの2子会社を同12月をめどに統合させる計画を発表していたが、洪水の影響で実現できなかった。同社は14日に発表した中国江蘇省での新たな生産現地法人設立と合わせ、「グループの組織再編を策定中」としている。
日付 : 2012年02月15日
By : 時事速報
操業再開に関しては、設備の入れ替えを進めており、3月中にはハイテック工業団地の工場で一部生産再
開ができる見通し。当面は大型成型機などの設備があるハイテックの工場再開に注力し、組み立てを中心としていたナワナコンの一部製品についても、ハイテックの工場で生産していく予定だ。
同社は昨年9月、タイの2子会社を同12月をめどに統合させる計画を発表していたが、洪水の影響で実現できなかった。同社は14日に発表した中国江蘇省での新たな生産現地法人設立と合わせ、「グループの組織再編を策定中」としている。
日付 : 2012年02月15日
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