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三菱自動車タイ  一月の新車販売も好調

 三菱自動車タイランドの村橋庸元社長は二月八日、一二年一月の三菱自の新車販売台数が7243台に達し、月間の販売台数で過去最高を更新したことを明らかにした。前年同月比では62・5%増。1トン・ピックアップ・トラックの「タライトン」とピックアップ派生SUVの「パジェロ・スポーツ」が主力。三菱自は一一年に6万5360台を売り、前年比62・5%増の成長率を記録、市場シェアは8・5%に達していた。

 一二年一月のトライトンの販売台数は4736台で、前年同月比76%増となった。パジェロ・スポーツは2137台で、同85・2%増。パジェロ・スポーツの月間販売台数はタイでの販売開始以降で最高となった。代替燃料のE85でも走行可能なFFVで、タイ最初の量産モデルとなった「ランサーEX」の一月の販売台数は231台で、前年同月比79・1%増。旧型「ランサー」は136台で同65・2%増だった。

 村橋社長は、タイの自動車産業は一一年に悪材料に直面したが、新車市場は0・9%の収縮にとどまったと指摘。新車の供給が需要を満たせなかっただけで、需要はなお旺盛だと述べている。村橋社長は需要増に応えるため、トライトンとパジェロ・スポーツの生産を増やして、納車を急いでいることを明らかにしている。


日付 : 2012年02月13日

By : 週刊タイ経済

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