河川の堤防建設などに計900億バーツ 洪水対策急ぐ-タイ副首相
タイのキティラット副首相兼財務相は23日、バンコク市内で開かれたセミナーで講演し、
短期的な洪水対策として計900億バーツ(約2400億円)を投じる方針を明らかにした。チャオプラヤ川など主要河川沿いに堤防を築くほか、洪水が発生した場合、一時的に水をとどめておく200万ライ(1ライ=1600平方メートル)の用地を確保・整備する。タイ憲法裁が22日、同国政府が洪水対策向けの資金調達の一環として発効した勅令について合憲との判断を示したことを受け、同副首相は今後の対応を急ぐ考えを示した。
主要河川での堤防建設には、少なくとも300億バーツ(約800億円)を投資する計画。水をとどめておく200万ライの用地確保・整備には、約600億バーツ(約1600億円)を投じる。政府は現在、用地選定を進めており、600億バーツの一部は、土地提供者の住民に対する補償金として支払われる見通し。
キティラット副首相は、金融機関救済基金(FIDF)の債務を政府債務から切り離したことについて、年間600億バーツの返済負担を免れるとし、この分を今後の開発投資に振り向けていくとの考えを示した。
日付 : 2012年02月24日
By : 時事速報
短期的な洪水対策として計900億バーツ(約2400億円)を投じる方針を明らかにした。チャオプラヤ川など主要河川沿いに堤防を築くほか、洪水が発生した場合、一時的に水をとどめておく200万ライ(1ライ=1600平方メートル)の用地を確保・整備する。タイ憲法裁が22日、同国政府が洪水対策向けの資金調達の一環として発効した勅令について合憲との判断を示したことを受け、同副首相は今後の対応を急ぐ考えを示した。
主要河川での堤防建設には、少なくとも300億バーツ(約800億円)を投資する計画。水をとどめておく200万ライの用地確保・整備には、約600億バーツ(約1600億円)を投じる。政府は現在、用地選定を進めており、600億バーツの一部は、土地提供者の住民に対する補償金として支払われる見通し。
キティラット副首相は、金融機関救済基金(FIDF)の債務を政府債務から切り離したことについて、年間600億バーツの返済負担を免れるとし、この分を今後の開発投資に振り向けていくとの考えを示した。
日付 : 2012年02月24日
By : 時事速報