JCC、ジェトロが開催
バンコク日本人商工会議所(JCC)、ジェトロ、労働省は二月一六日、共同で就職フェアを開催した。洪水被害により失業したタイ人従業員と日系企業の就職面談で、アユタヤ県のアユタヤ・パーク・モール駐車場で、大企業から中小企業までの日本を代表する100社が参加して開かれた。自動車、電機、裾野産業、サービス・プロバイダーなど、タイでの事業拡大を計画し、増員を必要とする企業が参加した。
JCCの棚田京一会頭は、多くの日本企業がさらなるタイへの投資を表明しており、事業拡大に伴う人員強化を必要としていると述べている。採用希望職種の多くはエンジニア、保全などの技能工、ラインワーカー。棚田会頭は、様々な業種や地域から就業機会を提供することで、一人でも多くのタイ人失業者が失業前と同じ業種や居住地に近い場所で再就職できるようになることを期待していると述べている。またジェトロ・バンコク事務所の井内摂男所長は、洪水で被災した会社の一部は操業再開までに到っていないが、中部、東部などでは労働力に対する需要が高まっていると指摘。このイベントを通じて被災地域の従業員と様々な地域に立地する日系企業の需給関係が適切にマッチし、タイ経済の早期回復の一助となることを期待していると述べている。
日付 : 2012年02月20日
By : 週刊タイ経済
JCCの棚田京一会頭は、多くの日本企業がさらなるタイへの投資を表明しており、事業拡大に伴う人員強化を必要としていると述べている。採用希望職種の多くはエンジニア、保全などの技能工、ラインワーカー。棚田会頭は、様々な業種や地域から就業機会を提供することで、一人でも多くのタイ人失業者が失業前と同じ業種や居住地に近い場所で再就職できるようになることを期待していると述べている。またジェトロ・バンコク事務所の井内摂男所長は、洪水で被災した会社の一部は操業再開までに到っていないが、中部、東部などでは労働力に対する需要が高まっていると指摘。このイベントを通じて被災地域の従業員と様々な地域に立地する日系企業の需給関係が適切にマッチし、タイ経済の早期回復の一助となることを期待していると述べている。
日付 : 2012年02月20日
By : 週刊タイ経済