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OKI、タイ工場がフル操業に=プリンター増産へ

 OKIは13日、タイの洪水で被災した「OKIデータ・マニュファクチャリング」(アユタヤ県ロジャナ工業団地)がフル操業に復帰したと発表した。プリンターの主要生産拠点で、今後は被災による商品不足を補うため、増産体制に入る。

 これまで中国などで代替生産を行っていたが、3月末に終了する。沖電気は今後、被災前の1.4倍のプリンター販売を目指す考えで、タイと中国の工場で生産量を増やす。

 当初、今月末のフル操業を予定していたが、生産インフラの早期復旧が可能となり、洪水前の生産水準を今月12日に前倒しして回復することができたという。タイ工場は今年1月、浸水を免れた建物2階で操業を再開していた。

 同社は洪水対策として、生産ラインの配置見直し、重要生産設備と電源・エアコン系設備の2階への設置を実施。また今後は、グローバルなバックアップ生産体制の強化などを推進していくとしている。


日付 : 2012年03月13日

By : 時事速報

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