洪水保険基金 保険料率を閣議決定
政府は三月六日に開いた閣議で、財務省が提出した損害保険募集の指針を承認した。洪水保険振興基金理事会が二月九日から三月一日にかけて5回の会合を開き、洪水保険の枠組みをまとめたものを追認した。
保険が保護する額は、住宅の場合最大10万バーツで、年間の保険料率は保険がカバーする額の0・5%。中小企業(5000万バーツ以下の損害保険を有している企業)の場合、洪水保険の責任は保険金額の30%以下とし、年間の保険料率は洪水保険で保護される金額の1・0%。工業(5000万バーツ超の損害保険を有している企業)の場合、洪水保険の責任は保険金額の30%以下とし、年間の保険料率は洪水保険で保護される金額の1・25%。
洪水保険は暴風雨、洪水と地震の3つの災害をカバーする。二〇一一年の洪水発生時のように5000バーツの特別見舞金を出すような、内閣が内務省災害予防軽減局の助言を受けて大災害と指定するケース、洪水保険証券に基づく保険契約者の保険金受け取り額が、60日以内に生じた同一の災害で50億バーツを上回り、保険金支払いの請求が2者以上あるケース、マグニチュード7以上の地震または風速毎時120㌔㍍以上の暴風雨のケースで、実際の損害額を評価して保険金を支払う。ただし家屋の洪水被害については、多数の保険契約者があり、そのすべてで実際の損失額を評価することは煩雑になることから、床上浸水で3万バーツを支払い、水位が床上50㌢、75㌢、100㌢でそれぞれ順に5万バーツ、7万5000バーツ、10万バーツを支払う。
日付 : 2012年03月12日
By : 週刊タイ経済
保険が保護する額は、住宅の場合最大10万バーツで、年間の保険料率は保険がカバーする額の0・5%。中小企業(5000万バーツ以下の損害保険を有している企業)の場合、洪水保険の責任は保険金額の30%以下とし、年間の保険料率は洪水保険で保護される金額の1・0%。工業(5000万バーツ超の損害保険を有している企業)の場合、洪水保険の責任は保険金額の30%以下とし、年間の保険料率は洪水保険で保護される金額の1・25%。
洪水保険は暴風雨、洪水と地震の3つの災害をカバーする。二〇一一年の洪水発生時のように5000バーツの特別見舞金を出すような、内閣が内務省災害予防軽減局の助言を受けて大災害と指定するケース、洪水保険証券に基づく保険契約者の保険金受け取り額が、60日以内に生じた同一の災害で50億バーツを上回り、保険金支払いの請求が2者以上あるケース、マグニチュード7以上の地震または風速毎時120㌔㍍以上の暴風雨のケースで、実際の損害額を評価して保険金を支払う。ただし家屋の洪水被害については、多数の保険契約者があり、そのすべてで実際の損失額を評価することは煩雑になることから、床上浸水で3万バーツを支払い、水位が床上50㌢、75㌢、100㌢でそれぞれ順に5万バーツ、7万5000バーツ、10万バーツを支払う。
日付 : 2012年03月12日
By : 週刊タイ経済