タイ財務省の報道官を務めるソムチャイ財政政策局長は１６日、２月の歳入が当初目標を
５．６％（７３億１０００万バーツ）上回る１３８９億７９００万バーツに上ったことを明らかにした。同報道官は歳入増について、法人税の納付時期に当たるほか、昨年の洪水被害からの復興に伴う付加価値税（ＶＡＴ）や輸入関税などの増加が主因だったと指摘した。また、自動車税の徴収は８３億６９００万バーツとなり、昨年１１月の３５億４５００万バーツ、同１２月の５２億７０００万バーツ、今年１月の６１億２３００万バーツから引き続き増加している。ただ、石油税の徴収は、軽油への間接税免除で目標を２１億バーツ下回った。
　
　２０１２年度の当初５カ月（１１年１０月～１２年２月）の歳入総額は、６７０６億６４００万バーツとなり、目標を３．９％（２５３億２０００万バーツ）上回った。徴税３局の税収は、国税局４９１１億５１００万バーツ、間接税局１４１６億２４００万バーツ、関税局４６６億８１００万バーツだった。


日付 : 2012年03月20日

By : 時事速報