自動車部品デルタ、タイ合弁会社を清算=モデルチェンジで受注減
自動車用シートなどを生産するデルタ工業(本社広島県安芸郡)のタイ関連会社デルタ-TRが今月中に清算することが分かった。現地日系自動車メーカー向けにウィンド・レギュレーターなどを生産していたが、モデルチェンジを契機に受注が急減した。
デルタ-TRは1997年3月の発足で、バンコク市バンケーに工場があり、09年8月時点の従業員は約93人だった。資本金は2000万バーツで、デルタ工業が49%、現地企業タイルン・ユニオンカーが46%出資した。11年の売上高は2億3000万バーツ(約6億2100万円)で、最終損益は900万バーツ(約2430万円)の赤字で、今後の事業継続が難しいと判断した。
デルタ工業とタイルン社は、自動車用シートなどを生産する合弁会社デルタ・タイルンを07年に設立しており、こちらはタイ東部ラヨン県アマタシティー工業団地で通常生産を継続している。
日付 : 2012年03月22日
By : 時事速報
デルタ-TRは1997年3月の発足で、バンコク市バンケーに工場があり、09年8月時点の従業員は約93人だった。資本金は2000万バーツで、デルタ工業が49%、現地企業タイルン・ユニオンカーが46%出資した。11年の売上高は2億3000万バーツ(約6億2100万円)で、最終損益は900万バーツ(約2430万円)の赤字で、今後の事業継続が難しいと判断した。
デルタ工業とタイルン社は、自動車用シートなどを生産する合弁会社デルタ・タイルンを07年に設立しており、こちらはタイ東部ラヨン県アマタシティー工業団地で通常生産を継続している。
日付 : 2012年03月22日
By : 時事速報