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1~3月のFDI、前年同期比ほぼ倍増 1341億バーツ超-BOI

 タイ投資促進委員会(BOI)事務局の集計によると、外国資本が10%以上ある企業の1
~3月の投資促進権申請件数は、前年同期比22.8%増の312件となった。これに伴うタイへの海外直接投資(FDI)は1341億5100万バーツで、前年同期実績の701億1100万バーツに比べ、2倍近い伸びとなった。

 投資額が1億バーツ未満の小型投資計画は全体の50.9%で、投資額1億~4億9900万バーツは39.1%。10億バーツ以上の大型計画は10%(31プロジェクト)。

 申請分のうち新規プロジェクトは128件(投資規模361億7400万バーツ)、事業拡大は184件(同979億7800万バーツ)。これらの投資計画による雇用者数は、タイ人4万6705人、外国人1397人となる。

 国別にみると、日本からの投資額が最も多く779億8200万バーツ(申請件数は173件)だった。主要国・地域からの投資は、欧州182億7100万バーツ(46件)、東南アジア諸国連合(ASEAN)157億3500万バーツ(36件)、中国19億4500万バーツ(7件)、韓国1億5700万バーツ(5件)、台湾11億8200万バーツ(13件)など。

 一方、タイ企業を含めた1~3月の投資促進権申請総数は470件で、総投資規模は2311億3300万バーツだった。外資系の7業種別申請件数は次の通り。

(1)農業・農産品加工=13件、投資額97億7800万バーツ
(2)鉱物・金属・セラミックス=7件、投資額33億4000万バーツ
(3)軽工業=19件、同87億8100万バーツ
(4)金属製品・機械・自動車関係=91件、同274億6900万バーツ
(5)電子・電気産業=73件、同481億7500万バーツ
(6)化学・紙・プラスチック=52件、同198億8300万バーツ
(7)サービス・公共施設=57件、同167億2600万バーツ


日付 : 2012年04月18日

By : 時事速報

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