タイ・ファクトリー開発 TFD工業団地を追加造成
既成工場開発と工業団地経営のタイ・ファクトリー・デベロップメント社(TFD)は、先の大洪水の被災地に立地する工場の移転需要に応えるため、7億バーツを投じて自社工業団地に5万平米の既成工場を建設する計画だ。アピチャイ・テーチャウボンCEOは、多くの工場がより安全な立地を求めていると述べている。被災した工場の中には、設備をほぼ全面的に入れ替えなければならないところも少なくない。政府は万全の治水対策を講じるとしているが、危険を冒したくないと考える工場も少なくなく、複数の企業が工場移転を計画している。
チャチュンサオ県バンパコン郡にあるTFD工業団地は、一、二月だけで5棟の工場で入居契約を交わした。いずれも被災した工業団地からの移転組。工場用地の取得が1件、既成工場の賃貸が4件で、合計2億バーツの収入を得た。
TFDは第2期分として800ライの土地を造成することにしている。賃貸工場は合計で5平方㍍の使用可能なスペースを持つ。賃貸工場の賃料は1平方㍍あたり月200バーツ前後。アピチャイ氏は、第3四半期に日欧の自動車部品メーカー10社の契約がとれそうだと述べている。
TFDの今年の予想収入は20億バーツ。うち14億バーツはバンパコンの工業団地の工場賃貸料と土地販売で、残りは2つのコンドミニアムの分譲収入。1件はザ・コロニアル@カオタオ・フアヒンで、開発戸数381ユニット。現在、およそ10%が分譲済み。もう1件はスクムウィット・ソイ15の15スクムウィット・レジデンスで、開発戸数は514ユニット。アンバサダー・ホテルのオーナーから35億バーツで土地を取得した。ユニットサイズは23・41平方㍍から94・91平方㍍で、価格は1平方㍍あたり6万9000バーツから。
日付 : 2012年04月09日
By : 週刊タイ経済
チャチュンサオ県バンパコン郡にあるTFD工業団地は、一、二月だけで5棟の工場で入居契約を交わした。いずれも被災した工業団地からの移転組。工場用地の取得が1件、既成工場の賃貸が4件で、合計2億バーツの収入を得た。
TFDは第2期分として800ライの土地を造成することにしている。賃貸工場は合計で5平方㍍の使用可能なスペースを持つ。賃貸工場の賃料は1平方㍍あたり月200バーツ前後。アピチャイ氏は、第3四半期に日欧の自動車部品メーカー10社の契約がとれそうだと述べている。
TFDの今年の予想収入は20億バーツ。うち14億バーツはバンパコンの工業団地の工場賃貸料と土地販売で、残りは2つのコンドミニアムの分譲収入。1件はザ・コロニアル@カオタオ・フアヒンで、開発戸数381ユニット。現在、およそ10%が分譲済み。もう1件はスクムウィット・ソイ15の15スクムウィット・レジデンスで、開発戸数は514ユニット。アンバサダー・ホテルのオーナーから35億バーツで土地を取得した。ユニットサイズは23・41平方㍍から94・91平方㍍で、価格は1平方㍍あたり6万9000バーツから。
日付 : 2012年04月09日
By : 週刊タイ経済