タイ政府が独自に定めるエコカーの規格を満たした新型スイフトのタイでの生産を開始したスズキが、別の小型車として「アルト」の生産を計画している。８７億バーツを投じて建設したラヨン工場で、排気量１・０㍑の３シリンダー・ガソリン・エンジンを搭載した次世代アルトの生産を計画している。

　スズキの新型スイフトは１・２㍑エンジンを搭載し、自動変速で価格は４６万９０００バーツからとなっている。次世代アルトの小売価格はさらに安い３０万バーツ台を想定している。スズキはタイ工場をＡＳＥＡＮの生産拠点として活用する計画で、日本からタイにアルトの生産を再配置することも検討しているもよう。



日付 : 2012年04月23日

By : 週刊タイ経済