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タイ・ロッテ 生産増強に10億バーツ

 タイ・ロッテはアマタナコン工業団地の製菓工場とサハ・グループのシーラチャー工業団地のガム工場の生産増強に10億バーツを投資する。今年末までに両工場の設備能力を3~4割増強する計画。ガムとビスケットで新商品も投入する。設備投資のほか、マーケティングと販促にも4~5億バーツを投じる。一二年の目標売上高は14億バーツ。一一年の売上高は約10億バーツで、64%がタイ国内市場、36%がインドネシア、ベトナム、台湾、およびフィリピンの姉妹会社向け輸出による。大洪水にもかかわらず、一一年の売上高は前年比30%増となった。

 チューインガムのタイ国内市場規模は約36億バーツ。タイ・ロッテは今年、ガム市場で15~20%のシェア獲得を目指している。ガム市場でシェア1位はデンティンで約58%、リグレーが14%で続く。一方、タイの菓子市場は100億バーツ超。ロッテの「コアラのマーチ」はクラッカー市場でおよそ20%のシェアを得ている。


日付 : 2012年04月23日

By : 週刊タイ経済

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