ダンロップ、海外拡充=富裕層狙いアジアに拠点
スポーツ用品大手の「ダンロップスポーツ」(旧SRIスポーツ)は1日の社名変更を機に、海外展開を加速させる。新興国で新たな販路を開拓し、現在約3割の海外売上高比率を2015年までに5割程度に引き上げる考えだ。
重点市場のタイやインドネシアで拠点を開設し、ブラジルでも販売代理店の設置を検討する。また、テニス用品分野では仏大手バボラと組み、世界展開を図る。
東南アジアではゴルフ用品の高級ブランド「ゼクシオ」を主力にする。経済成長が続くタイやインドネシアでは、富裕層増加に伴い、ゴルフ人口が拡大。ゴルフ場の建設が続くほか、クラブ市場も一段の伸びが見込める。ダンロップは営業基盤を強化し、東南アジア各国で5%前後にとどまっているシェアの拡大を目指す。
ダンロップは07年12月に米国のゴルフクラブメーカー「ロジャー・クリーブランドゴルフ」を買収後、海外拠点整備を加速させている。今年2月には中国、韓国、東南アジア市場を統括する上海事務所を開設した。現在の拠点は、米国のほか、中国、東南アジア、オーストラリア、ブラジルなど計15カ所ある。
日付 : 2012年05月02日
By : 時事速報
重点市場のタイやインドネシアで拠点を開設し、ブラジルでも販売代理店の設置を検討する。また、テニス用品分野では仏大手バボラと組み、世界展開を図る。
東南アジアではゴルフ用品の高級ブランド「ゼクシオ」を主力にする。経済成長が続くタイやインドネシアでは、富裕層増加に伴い、ゴルフ人口が拡大。ゴルフ場の建設が続くほか、クラブ市場も一段の伸びが見込める。ダンロップは営業基盤を強化し、東南アジア各国で5%前後にとどまっているシェアの拡大を目指す。
ダンロップは07年12月に米国のゴルフクラブメーカー「ロジャー・クリーブランドゴルフ」を買収後、海外拠点整備を加速させている。今年2月には中国、韓国、東南アジア市場を統括する上海事務所を開設した。現在の拠点は、米国のほか、中国、東南アジア、オーストラリア、ブラジルなど計15カ所ある。
日付 : 2012年05月02日
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