豊田通商は、シンガポールの現地法人「豊田通商シンガポール」をアジア・オーストラリ
ア地域の統括機能をもつ現地法人とし、社名を「豊田通商アジアパシフィック」に変更する。７月１日実施予定。

　同社は現在、同地域でタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリアに現地法人を持つ。経済発展とともにこれら国々の経済的つながりが深くなっているため、アジア・オーストラリアを一つの大きな市場や供給基地として捉え、スピード感ある意思決定を図る必要があると判断した。

　統括会社の設立で、迅速に地域戦略を立案・遂行する体制を整え、地域内での収益拡大を目指す。また、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）やメコン地域といった国別では捉えきれない地域政策への対応も可能となり、国を超えた新規事業も推進していきたいとしている。


日付 : 2012年05月03日

By : 時事速報