トヨタ、家庭で充電できるHVを拡販=国の補助金など背景
トヨタ自動車は8日までに、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」(1800cc)の販売を拡大する方針を明らかにした。政府の「次世代環境車」向け補助金により、価格が300万円台から実質275万円へ引き下げられたことなどで、好機と判断した。今年1~3月の販売実績3700台に対し、年間販売目標は3万5千~4万台と強気だ。
トヨタは今年1月、2009年末から官公庁などにリース販売してきた「プリウスPHV」の一般向け販売を開始した。スマートフォン(多機能携帯電話)を利用した電池残量や充電場所の確認、冷房を乗車前に入れることなどを可能にし、使いやすさを向上。「HVに次ぐ次世代環境車の柱」(内山田竹志副社長)と位置付け、販売に力を入れる。
国の補助金によって、同社の主力ハイブリッド車(HV)「プリウス」との価格差は50万円前後に縮小した。今後、普及のカギを握るのは充電設備。現在は1基15万円以上するほか、マンションなど集合住宅では個人が勝手に設置できない。同社は、自動車販売店などで手軽に充電できるよう「年末までに(自販店などへの)充電器の配備を3倍に増やすなど環境を整備し、拡販につなげる」(広報部)考えだ。
日付 : 2012年05月09日
By : 時事速報
トヨタは今年1月、2009年末から官公庁などにリース販売してきた「プリウスPHV」の一般向け販売を開始した。スマートフォン(多機能携帯電話)を利用した電池残量や充電場所の確認、冷房を乗車前に入れることなどを可能にし、使いやすさを向上。「HVに次ぐ次世代環境車の柱」(内山田竹志副社長)と位置付け、販売に力を入れる。
国の補助金によって、同社の主力ハイブリッド車(HV)「プリウス」との価格差は50万円前後に縮小した。今後、普及のカギを握るのは充電設備。現在は1基15万円以上するほか、マンションなど集合住宅では個人が勝手に設置できない。同社は、自動車販売店などで手軽に充電できるよう「年末までに(自販店などへの)充電器の配備を3倍に増やすなど環境を整備し、拡販につなげる」(広報部)考えだ。
日付 : 2012年05月09日
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