日本郵船、越ハイフォン-中国・華南便就航=タイの事業者と共同で
日本郵船はこのほど、タイのバンコクとベトナムのハイフォンを経て、中国の華南地域までを結ぶ海上共同運航サービスを始めた。ベトナムの船会社と運航していた既存のラムチャバン(タイ)-ホーチミン-ハイフォン便は廃止し、タイからベトナムへの片道の所要日数を5日から4日に短縮する。タイ-ベトナム航路を維持したまま、南中国への展開を新たに図る狙い。
提携するのは、タイのリージョナル・コンテナ・ラインズ社(本社バンコク)。航路にはリ社が2隻、日本郵船が1隻を投入し、各船の貨物スペースはそれぞれ2対1で分け合う。年間の輸送規模は、日本郵船分だけで4万TEU(20フィート標準コンテナ換算)程度。
新サービスは、タイのバンコクから同国レムチャバン、ベトナム北部ハイフォン、中国広東省深セン市の蛇口を経て香港に到るルートを往復で運航する。タイ-ベトナム間の運賃は今までと大きく変わらないという。
同社はこのほかベトナムでは、バンコクからホーチミン港を経て日本に向かう航路と、ジャカルタ(インドネシア)からホーチミン港、カイラン港(ベトナム北部の港)を経て香港、日本へ向かう航路も展開しているが、新サービスと顧客層は重ならない見込みという。
日付 : 2012年05月17日
By : 時事速報
提携するのは、タイのリージョナル・コンテナ・ラインズ社(本社バンコク)。航路にはリ社が2隻、日本郵船が1隻を投入し、各船の貨物スペースはそれぞれ2対1で分け合う。年間の輸送規模は、日本郵船分だけで4万TEU(20フィート標準コンテナ換算)程度。
新サービスは、タイのバンコクから同国レムチャバン、ベトナム北部ハイフォン、中国広東省深セン市の蛇口を経て香港に到るルートを往復で運航する。タイ-ベトナム間の運賃は今までと大きく変わらないという。
同社はこのほかベトナムでは、バンコクからホーチミン港を経て日本に向かう航路と、ジャカルタ(インドネシア)からホーチミン港、カイラン港(ベトナム北部の港)を経て香港、日本へ向かう航路も展開しているが、新サービスと顧客層は重ならない見込みという。
日付 : 2012年05月17日
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