伊藤忠、RAPIDの石化事業に参画=ペトロナスと-マレーシア
伊藤忠商事は18日、マレーシア国営石油会社ペトロナスがジョホール州南部のプングランで計画している精油・石油化学総合開発(RAPID)で、一部石油化学事業についてペトロナスと共同で事業化調査を実施すると発表した。同日に同社と覚書を交わした。また、同社とタイ国営石油会社(PTT)傘下のPTTグローバル・ケミカルとの間でも別途、RAPIDの一部石化事業について覚書を締結した。
RAPIDは、精油から石油化学製品の生産までを一貫して手掛ける総事業費約200億ドルの大規模プロジェクトで、2016年末までの商業運転を目指している。伊藤忠は今後、2件の覚書に従い、RAPIDでの一部石化プロジェクトの事業化を検討する。
ペトロナスの同日の発表によると、覚書の対象となる2件の石化プロジェクトは、付加価値の高い川下の化学製品の生産設備を合弁で所有・建設・運営する内容。両プロジェクトへの出資は、ペトロナスが過半を占めるとしている。
ペトロナスがRAPID関連で調印したのは今回の2件を含めて計3件で、もう1件は独化学最大手BASFとの特殊化学製品の合弁生産に関するもの。ペトロナスとBASFは合弁会社を通じて生産設備を建設・保有・運営する計画。
日付 : 2012年05月21日
By : 時事速報
RAPIDは、精油から石油化学製品の生産までを一貫して手掛ける総事業費約200億ドルの大規模プロジェクトで、2016年末までの商業運転を目指している。伊藤忠は今後、2件の覚書に従い、RAPIDでの一部石化プロジェクトの事業化を検討する。
ペトロナスの同日の発表によると、覚書の対象となる2件の石化プロジェクトは、付加価値の高い川下の化学製品の生産設備を合弁で所有・建設・運営する内容。両プロジェクトへの出資は、ペトロナスが過半を占めるとしている。
ペトロナスがRAPID関連で調印したのは今回の2件を含めて計3件で、もう1件は独化学最大手BASFとの特殊化学製品の合弁生産に関するもの。ペトロナスとBASFは合弁会社を通じて生産設備を建設・保有・運営する計画。
日付 : 2012年05月21日
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