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三菱自動車タイランド ミラージュを増産

 三菱自動車タイランドの村橋庸元社長は五月一四日、チョンブリ県レムチャバン工業団地にある第3工場で生産しているエコカー「ミラージュ」の増産計画を明らかにした。今年三月の発売以来、予想を上回る予約注文が入っているため。五月初めから納車を開始したが、予約注文台数はすでに2万台を超えており、生産計画を修正して生産台数を増やす。

 三菱自タイがミラージュの生産のために建設した第3工場の設備能力は年産15万台。将来的に20万台に増やす計画がある。三菱自タイのレムチャバン工業団地の生産拠点は、三菱自の日本以外の生産・輸出拠点では最大規模になっている。ミラージュは今年七月に日本向け輸出を開始するほか、ASEANや欧州向けにも供給することにしている。

 三菱自タイの四月の販売台数は7275台。1トン・ピックアップ・トラックの「トライトン」が4468台、SUVの「パジェロ・スポーツ」が2105台、コンパクトセダンの「ランサーEX」が454台、旧型「ランサー」が86台、ミラージュが162台だった。


日付 : 2012年05月21日

By : 週刊タイ経済

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