エプソン（タイランド）社は２８日に記者会見し、２０１２年度（１２年４月～１３年３月末）の事業計画を発表した。売り上げ目標は、前年比１５％増の２６億５０００万バーツとした。企業向けプリンターやプロジェクターのほか、ラベルプリンター、ディクスにデータを書き込み・レーベル印刷を行えるディクスデュプリケーターなどの新製品を市場投入していく。またサービスセンターも既存１１０カ所から１１５カ所に増設していく。

　エプソン（タイ）のヤンヨン製品販売・マーケティング担当者は、タイ経済の回復に伴い、公共・民間投資が拡大するため、印刷関連産業は好調に推移していくとの見通しを語った。

　１１年度売上高は、前年比１３％増の約２３億バーツ。プリンターが販売好調だったほか、昨年の洪水被害の影響で、３月まで業務用小型プリンターの買い換えが進んだという。売り上げ構成比の８割はプリンター、残りはプロジェクター製品。


日付 : 2012年05月29日

By : 時事速報