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東南アジアビジネス拡大に意欲=世界経済フォーラムに出席-富士通社長

 山本正已富士通社長は30日、バンコク市内のホテルで記者会見し、「タイを含む東アジアは部品供給や製品作りにとって極めて重要な地域だ」と述べ、「特にタイを中心にミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムでビジネスを広げていきたい」と意欲を語った。

 山本社長は、同日バンコクで開幕した世界経済フォーラム(WEF)東アジア会議に共同議長として出席。タイ周辺国での事業展開については、日本政府が域内各国と政府レベルでさまざまなプロジェクトを計画しているとし、「富士通として、タイを拠点にこうした取り組みをサポートしていく」と述べた。

 大規模な洪水被害から半年が経過したことに関しては、「災害が起きた場合、いかにしなやかに対応していくかが課題だ」とし、改めて生産や調達の多様化を図っていく考えを示した。

 WEFについては、ICT(情報通信技術)を活用し、環境やエネルギー、食料問題など地球規模の課題にどう貢献していくか、各国のリーダーと意見交換したいと話した。


日付 : 2012年05月31日

By : 時事速報

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