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東洋タイ 海外事業展開を強化

 エンジニアリングから調達、建設までを一貫して手がける東洋タイ・コーポレーション(TTCL)は、海外事業の強化で二〇一五年までに総売上高200億バーツを目指す。一五年には海外事業の売上高が総売上高の50%を占めるようになると見ている。現在は国内事業の売上高が90%を占めているが、一五年時点では25%まで下がる見通しで、残り25%は関連会社からの投資収益を見込んでいる。

 TTCLは、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、米国、アブダビ、フィリピンに海外拠点を設けている。スラッタナー・トリンラタナ副社長は、とくにミャンマーは可能性を持っていると述べている。今年初めに同国に拠点を設け、30人の現地エンジニアの訓練を開始している。ミャンマーでは、インフラ、エネルギー、石油化学、化学肥料、化学薬品などの動きをチェックしている。

 TTCLの今年の目標売上高は115億バーツ。海外事業を強化する一方で、タイは事業経営の中枢として機能し、エンジニアの数は昨年の850人から1000人まで増やす。



日付 : 2012年05月28日

By : 週刊タイ経済

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