NECトーキン、タイ東部の新工場が完成=洪水で生産移管
電子部品メーカーのNECトーキン(仙台市)は1日、タイ東部チャチュンサオ県ウェルグロー工業団地内にキャパシタの新工場が完成し、5月31日に開所式を行ったと発表した。昨年の洪水で中部パトゥムタニ県ナワナコン工業団地の工場が浸水し、生産拠点の新設を決めていた。
新工場の投資額は120億円。建物面積は9100平方メートルで、今後1万2500平方メートルに増やす。当初は従業員400人でスタート、今期中に1000人に増やす。6月からタンタルコンデンサの量産を再開し、電気2層キャパシタを追加。12年下期にはタンタルコンデンサを月産1億個、電気2重層キャパシタを同300万個に増やす。
タンタルコンデンサは携帯電話端末やノート型パソコン、電気2重層キャパシタはカーナビやDVDレコーダーなどに使われている。新工場の生産能力は旧工場の約3分の1で、受注が増えれば旧工場を再開させることも検討するという。
日付 : 2012年06月01日
By : 時事速報
新工場の投資額は120億円。建物面積は9100平方メートルで、今後1万2500平方メートルに増やす。当初は従業員400人でスタート、今期中に1000人に増やす。6月からタンタルコンデンサの量産を再開し、電気2層キャパシタを追加。12年下期にはタンタルコンデンサを月産1億個、電気2重層キャパシタを同300万個に増やす。
タンタルコンデンサは携帯電話端末やノート型パソコン、電気2重層キャパシタはカーナビやDVDレコーダーなどに使われている。新工場の生産能力は旧工場の約3分の1で、受注が増えれば旧工場を再開させることも検討するという。
日付 : 2012年06月01日
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