洪水対策に38億バーツを拠出=工業団地の防水堤建設など-閣議
タイ政府は5日の定例閣議で、洪水対策に総額38億1000万バーツを拠出することを承
認した。
プロードプラソプ科学技術相によると、このうち32億バーツは、昨年の洪水被害を受けたアユタヤ、パトゥムニタ両県の各工業団地の防水堤(輪中堤)建設に充当。各団地は防水堤建設を進めており、政府が投資額の3分の2を負担することになっている。残り6億1000万バーツは、北部から南下する大量の水を一時的に貯めておく地域の整理や水門の補修などに充てる。この日の閣議では、今年の雨期について、「降雨量は多くなるが、昨年のような洪水被害は起きない」との見通しが示されたという。
インラック首相は、各県が推進している洪水防止措置の監視を各閣僚に分担し、進行状況を2週間以内に報告するよう指示した。
日付 : 2012年06月06日
By : 時事速報
認した。
プロードプラソプ科学技術相によると、このうち32億バーツは、昨年の洪水被害を受けたアユタヤ、パトゥムニタ両県の各工業団地の防水堤(輪中堤)建設に充当。各団地は防水堤建設を進めており、政府が投資額の3分の2を負担することになっている。残り6億1000万バーツは、北部から南下する大量の水を一時的に貯めておく地域の整理や水門の補修などに充てる。この日の閣議では、今年の雨期について、「降雨量は多くなるが、昨年のような洪水被害は起きない」との見通しが示されたという。
インラック首相は、各県が推進している洪水防止措置の監視を各閣僚に分担し、進行状況を2週間以内に報告するよう指示した。
日付 : 2012年06月06日
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