タイ工業省工場局や工業団地公社、工業団地造成最大手アマタ・コーポレーションは７日、近畿経済産業局との間で、アマタナコン工業団地（東部チョンブリ県）を「環境配慮型」に転換するための協力に関する覚書に調印した。

　工業団地公社のウィラポン総裁によると、この日の覚書締結は、２年前に合意したことに伴うもので、アマタが団地内に設置する産業廃棄物処理のワンストップ・サービス・センターについて、近畿経産局が要員を派遣したり、ノウハウを提供したりするなどで協力していく。

　ウィラポン総裁は、同公社として今後、他の工業団地についても「環境配慮型」への転換を推進していく方針だと話した。

　アマタナコン工業団地には約３７０社が入居し、日系企業が大半を占めているという。


日付 : 2012年06月07日

By : 時事速報