シータイ・スーパーウェア社は事業拡張に９億バーツを投資する計画だ。サナン・アンウボンクン社長によれば、５億５０００万バーツはタイ国内でのプラスチック製容器やプレフォーム工場の新鋭機械の導入、金型の追加などの設備投資に当てる。これにより設備能力はプレフォームで年間１２００㌧に、プラスチック容器で５００～６００㌧に増強される。残り３億５０００万バーツはタイでのメラミン事業とベトナムでのメラミン及びプラスチック事業の拡張に投資する。

　シータイの今年の目標売上高は前年比１７％増となる７８億バーツ。国内市場で５６億５０００万バーツを見込む。事業別ではプラスチック事業が４８億バーツ、メラミン事業が２４億４５００万バーツ、直販事業が５億５５００万バーツ。同社は自動車および電機・電子用プラスチック部品、製品の生産から撤退し、食品向けを強化する方針を打ち出している。


日付 : 2012年06月04日

By : 週刊タイ経済