日本製紙がタイで産業用紙生産=サイアム・セメントと合弁会社-14年6月稼働
日本製紙グループは12日、タイのサイアム・セメント・グループ(SCG)と合弁会社サイアム・
ニッポン・インダストリアル・ペーパーを今年6~7月ごろに設立し、食品や医療包装紙などに使う産業用紙を2014年6月に現地生産すると発表した。
新会社の資本金は11億バーツ(約27億円)で、日本製紙が50%、日本紙通商が5%、SCGグループのタイペーパーが45%出資する。タイ中部ラチャブリ県バンポン郡のSCG工場内に年産能力4万3000トンの抄紙機を導入する。投資額は22億バーツ(約55億円)。稼働後3年後にフル生産する予定で、年商19億4600万バーツ(約48億円)を目指す。
日本製紙グループとSCGは08年に業務提携し、技術交流などを行ってきた。タイを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)では高級産業紙の需要が増加しており、ASEAN拠点として新工場設置を決めた。
日付 : 2012年06月12日
By : 時事速報
ニッポン・インダストリアル・ペーパーを今年6~7月ごろに設立し、食品や医療包装紙などに使う産業用紙を2014年6月に現地生産すると発表した。
新会社の資本金は11億バーツ(約27億円)で、日本製紙が50%、日本紙通商が5%、SCGグループのタイペーパーが45%出資する。タイ中部ラチャブリ県バンポン郡のSCG工場内に年産能力4万3000トンの抄紙機を導入する。投資額は22億バーツ(約55億円)。稼働後3年後にフル生産する予定で、年商19億4600万バーツ(約48億円)を目指す。
日本製紙グループとSCGは08年に業務提携し、技術交流などを行ってきた。タイを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)では高級産業紙の需要が増加しており、ASEAN拠点として新工場設置を決めた。
日付 : 2012年06月12日
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