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5月の工業景気信頼感指数、約1年ぶりの高水準=生産正常化など

 タイ工業連盟が20日発表した5月の工業景気信頼感指数は、前月の104.0から106.0となり、約1年ぶりの高水準となった。昨年12月以来6カ月連続の上昇。洪水被害を受けた企業の生産正常化や国内の消費拡大などで、受注、売上高、生産高、業績に関する各指数がいずれも上昇した。

 ただ同連盟によると、企業は賃上げに伴う生産コストの上昇や、労働者不足について依然懸念している。同連盟は、(1)バンコクなど7県を除く70県への最低賃金300バーツの導入予定時期(来年1月)の延期(2)賃上げで影響を受ける中小企業向け支援(3)国内の消費刺激(4)政治状況の安定化-を政府に求めていく。

 調査は、連盟に所属する42産業部会の加入企業1110社を対象に実施した。


日付 : 2012年06月20日

By : 時事速報

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