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東芝タイランド 液晶TVを拡販

 東芝タイランドは液晶TVの需要増を見越して新モデルの導入を増やすとともに、販促活動を強化する。六月八日に開幕したサッカー欧州選手権と七月二七日開幕のロンドン五輪がTV受像機の需要を押し上げるものと予測され、とくに薄型TVの市場規模は昨年の160万台から200万台に伸びると見ている。また薄型TVの需要の半分はLEDバックライト型液晶TVになると見ている。大型商戦を迎え、薄型TVの競争は激しくなっているが、東芝は今年末までに市場シェアを現在の16%から20%に引き上げることを目標にしている。

 東芝タイは、LEDバックライト型液晶TVのモデル数を現在の8から18モデルに拡充する一方、通常の液晶TVのモデルは現在の9から4に減らす。LEDバックライト液晶TVは消費電力量が少ないなど、通常の液晶TVよりも優れており、タイの消費者はそうした技術的な知識を相対的に多く持っているため、人気が上昇する傾向にあるという。

 東芝タイは、スマートTVやLEDバックライト液晶TVなどの最新のパワーTVシリーズの一環として、アジアで初めて大画面の特殊メガネ不要の3DTVを発表している。またレグザの新シリーズはスリムな人目を引くデザインが特徴で、最小の電力消費量で最大の性能を発揮する技術仕様になっているという。


日付 : 2012年06月18日

By : 週刊タイ経済

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