日本製自動車部品の関税撤廃=ブレーキやタイヤなど140品目-タイ商業省
23日付のタイ英字紙バンコク・ポスト(経済1面)によると、タイ商業省のシーラット国際貿易交渉局長は22日、日本から輸入する自動車部品140品目の関税を撤廃すると発表した。日タイ間の包括的経済連携協定(JTEPA)による優遇策で、残る部品についても2014年までの関税ゼロを目指す。
関税撤廃するのは車軸やトランスミッション、ブレーキ、タイヤ、燃料タンク、エンジン関連部品など。今年4月1日にさかのぼって関税を免除する。これら部品は10~20%の関税が課されていた。今回の措置は、昨年のタイ洪水により、減産を余儀なくされた自動車業界の復興を支援するのが目的。同局長は、自動車の生産コストを削減できる上、高品質の部品を輸入することでタイ自動車産業の競争力を育成できると述べた。
タイで生産する自動車の約9割は日本製となっている。タイは昨年58億6000万ドル(約1860億バーツ)の自動車部品を輸入しており、うち63%は日本からだった。タイ商業省によると、日本の自動車メーカーの対タイ投資は03年から11年までに計360億ドルに上り、アジア投資の24%を占めた。
日付 : 2012年06月25日
By : 時事速報
関税撤廃するのは車軸やトランスミッション、ブレーキ、タイヤ、燃料タンク、エンジン関連部品など。今年4月1日にさかのぼって関税を免除する。これら部品は10~20%の関税が課されていた。今回の措置は、昨年のタイ洪水により、減産を余儀なくされた自動車業界の復興を支援するのが目的。同局長は、自動車の生産コストを削減できる上、高品質の部品を輸入することでタイ自動車産業の競争力を育成できると述べた。
タイで生産する自動車の約9割は日本製となっている。タイは昨年58億6000万ドル(約1860億バーツ)の自動車部品を輸入しており、うち63%は日本からだった。タイ商業省によると、日本の自動車メーカーの対タイ投資は03年から11年までに計360億ドルに上り、アジア投資の24%を占めた。
日付 : 2012年06月25日
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