ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

タイ・ミツワ、3月期は74%減益=洪水で一時操業停止

 自動車部品などを生産する上場企業タイ・ミツワは29日、2012年3月期の純利益が1684万バーツ(約4208万円)となり、前期から74.2%減少したと発表した。タイ洪水により工場が一時操業停止し、昨年10~12月期は1935万バーツの赤字となった。

 同社は中部パトゥムタニ県と東北コラートに工場がある。今年3月期の売上高は16億2766万バーツ(約40億6700万円)で、同9.83%増だった。コラート工場で新規事業となるマグネシウム製カメラ部品の生産を開始。同部品の売上高は2億5328万バーツだった。しかし、主力の自動車向けプラスチック部品は1億3876万バーツの減収となった。

 同社はミツワ電機工業(大阪府羽曳野市)のタイ現地法人で、03年にタイ中小企業向け株式市場(MAI)に上場した。洪水被害が広がる前の11年4~9月期は2869万バーツの純利益を確保していた。


日付 : 2012年06月29日

By : 時事速報

登録