12年のタイ販売、7万台へ=新燃費技術搭載の「CX-5」投入-マツダ社長
マツダの山内孝会長兼社長は11日、バンコクで記者会見し、2012年のタイ国内の販売台数が7万台(11年実績約4万2000台)になるとの見通しを示した。市場シェアは6%となり、「近い将来の10万台達成も不可能ではない」と述べた。同社長はバンコクに先立ち、今月9日にインドネシア・ジャカルタでも記者会見し、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の販売見通しについて、「15年までに15万台を目指す」と話している。
山内社長は、タイ市場に関し、「マツダにとって世界で6番目の市場規模に成長している」と指摘。日本をはじめ、域内周辺国でも販売している新世代燃費改善技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」を搭載した車種をタイ市場にも順次投入していくとし、製品群の充実を図っていく方針を示した。時期は明らかにしなかったが、まずスポーツ用多目的車(SUV)「CX-5」の発売を予定しているという。
既にタイ国内で販売している乗用車「マツダ2」、「マツダ3」もスカイアクティブ搭載車種に置き換えていく。これに伴う生産増強に関しては、「いずれ必要な投資を行う」と述べるにとどめた。同社長は、今回の訪タイに合わせ同国政府関係者とも面会したが、「税制優遇措置などの陳情は行っていないが、スカイアクティブについては説明した」としている。同社長は13日にマレーシアで記者会見を行う。
日付 : 2012年07月11日
By : 時事速報
山内社長は、タイ市場に関し、「マツダにとって世界で6番目の市場規模に成長している」と指摘。日本をはじめ、域内周辺国でも販売している新世代燃費改善技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」を搭載した車種をタイ市場にも順次投入していくとし、製品群の充実を図っていく方針を示した。時期は明らかにしなかったが、まずスポーツ用多目的車(SUV)「CX-5」の発売を予定しているという。
既にタイ国内で販売している乗用車「マツダ2」、「マツダ3」もスカイアクティブ搭載車種に置き換えていく。これに伴う生産増強に関しては、「いずれ必要な投資を行う」と述べるにとどめた。同社長は、今回の訪タイに合わせ同国政府関係者とも面会したが、「税制優遇措置などの陳情は行っていないが、スカイアクティブについては説明した」としている。同社長は13日にマレーシアで記者会見を行う。
日付 : 2012年07月11日
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