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三菱自の新車販売台数 6月も月間最高値を更新

 三菱自動車タイランドが七月九日に発表したところによれば、今年六月の新車販売台数は1万1593台を記録し、単月の販売台数で過去最高を更新した。前年同月比では74・72%増。主力の1トン・ピックアップ・トラック「トライトン」が5000台近くを記録したほか、エコカーの「ミラージュ」は4000台超を売った。

 村橋庸元社長によれば、六月のトライトンの販売台数は4939台で前年同月比24・22%増となった。ピックアップ・ベースのSUVのパジェロ・スポーツの販売台数は2162台で、同20・38%増となった。このほか今年三月に売り出したエコカーのミラージュは4239台を販売した。ミラージュの発売開始以来七月四日までの累計予約台数は2万9671台に達している。

 一~六月の販売台数は5万1233台で、前年同期比48・81%増となった。トライトンの販売台数が3万313台(44・46%増)、パジェロ・スポーツの販売台数が1万2656台、ミラージュの販売台数は6095台を数えている。旧型ランサーの販売台数は811台、新型ランサーEXの販売台数は1353台だった。

 村橋社長は、上半期の新車販売が好調に推移したことについて、タイ経済のしっかりとした成長により消費に対する信頼感が増したことと、エコカー支援や初めての新車購入に対する税還付措置といった政府の政策を理由に挙げている。通年の新車市場は100万台を上回りそうで、三菱は10%のシェア確保を目指している。ミラージュの販売を強化するほか、パジェロ・スポーツはガソリン車をこのほど投入した。またトライトンのメガ・キャブ・プラス2・5VGターボを新発売した。


日付 : 2012年07月16日

By : 週刊タイ経済

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