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キヤノン、「ミラーレス」参入=9月中旬発売-競争加速へ

 キヤノンは23日、カメラ内部の反射鏡をなくして小型・軽量化した「ミラーレス」型レンズ交換式カメラ「EOS M」を9月中旬に発売すると発表した。同社のミラーレス機は初めて。ミラーレスカメラは近年、女性を中心に販売台数が急拡大している。最大手のキヤノンが参入することで各社の製品が出そろい、メーカー間の競争が加速しそうだ。

 「EOS M」は本体重量262グラム。大型の画像センサーを搭載し、小型化と高画質の両立を図った。価格は本体のみで6万9800円。専用交換レンズのほか、60種以上の一眼レフ用レンズが取り付けられるアダプターも発売する。 

 ミラーレスカメラは2008年のパナソニックを手始めに、各社が発売。業界団体によると、12年1~5月の国内向け出荷台数は約24万台で、レンズ交換式カメラの4割を占める。キヤノンは豊富な交換レンズもアピールし、先行する他社を追い上げる構えだ。真栄田雅也常務は「最終的にはミラーレスでもトップを目指す」と意気込みを語った。


日付 : 2012年07月23日

By : 時事速報

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