タイ日産自動車は乗用車「シルフィ」を近く発売することを明らかにした。トヨタの「カローラ」、
ホンダの「シビック」に対抗するモデルで、排気量が２０００ｃｃ以下のＣセグメント（中型セダン）の新モデルとして投入する。

　日産はタイ国内初のエコカーとなる小型乗用車「マーチ」、これを土台にしたセダン「アルメーラ」の販売が好調で、また高級セダン「ティナ」の人気も高い。その中間セグメントの販売強化を狙いにシルフィを新発売する。

　日産は、今年４月の北京モーターショーで新型シルフィを発表しており、米国では「セントラ」として販売する。

　日産は、タイ市場で今年１～６月に前年同期比４０％増となる５万１４８２台を販売。市場シェアは８．４％となり、ホンダを抜いて３位に躍り出た。２０１３年３月期は１０万台を販売して市場シェアで１０％を確保。１６年度までにシェアを１５％に引き上げる。


日付 : 2012年08月03日

By : 時事速報