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伊藤製作所、自動車用の順送り金型・部品を生産へ=現地大手と合弁-インドネシア

 順送り金型(自動プレス金型)と精密プレス加工の専門メーカーである伊藤製作所(本社三重県四日市市)は、インドネシア首都ジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ県で、2013年夏から自動車用の順送り金型と部品の生産を開始する。現地の車体部品・金型大手ニュー・アルマダ・グループと合弁会社「イトウセイサクショ・アルマダ」を設立し、ニュー・アルマダの子会社の一角にある工場を借りて生産を行う。合弁契約は今年秋に結ぶ予定。

 工場は延べ床面積1700坪で、当初は従業員約30人で操業を開始する。伊藤製作所のフィリピン拠点から熟練した現地技術者4人を派遣するため、開業当初から直ちに生産を行うことが可能となる。伊藤製作所は従来、日本とフィリピンの2カ所で生産を行っているが、インドネシア拠点の立ち上げによりコスト軽減やリスクの分散を図る。


日付 : 2012年08月07日

By : 時事速報

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