10発電所建設で500億バーツ調達=カシコン銀がFA-アマタBグリム
カシコン銀行は16日、アマタBグリム・パワー社が計画している小型発電所建設に向けた資金調達のファイナンシャル・アドバイザー(FA)に指名されたと発表した。同行のクリサダ副頭取は、アマタBグリムは、10カ所の小型発電所を建設する計画で、今後総額500億バーツ超の資金調達を行うと語った。
アマタBグリム・パワーは、タイの工業団地造成最大手アマタ・コーポレーションとドイツ系企業Bグリムとの合弁会社で、今後7年間で5工業団地内に計10カ所の小型発電所の建設を計画している。総出力は1200メガワットで、うち900メガワットはタイ発電公社(EGAT)に販売することが決まっており、既に25年間の売買契約を締結済み。残りは各団地内の工場向けに供給する。クリサダ副頭取は、資金調達方式について、国内外の金融機関からの借り入れや各種社債発行によって賄うと話した。
アマタBグリム・パワーのプリヤナート最高経営責任者(CEO)によると、国内の電力需要は引き続き増加しており、今年のピークは2万6121メガワットだったが、来年は2万7443メガワットに達すると見込まれている。同社として電力の安定供給を支援するため10カ所の発電所建設を推進していく。
10発電所は、中部パトゥムタニ県バンガディ工業団地内に2カ所、東部チョンブリ県アマタナコン、ヘマラート両工業団地内に計3カ所、東部ラヨン県アマタシティー工業団地内に3カ所、中部ラチャブリ県VRM工業団地内に2カ所-にそれぞれ設置する。出力は各116~142メガワットで、2019年までに完成させる。
同社はこれまでに3カ所の発電所を稼働させ、別の3カ所も建設中。運転開始した3カ所は、アマタナコン工業団地内の2カ所とベトナム・ドンナイ省のアマタ工業団地内(ビエンホア市)の1カ所。建設中のものは、アマタナコン1カ所(出力130メガワット、今年9月運転開始予定)、アマタシティー2カ所(出力は各120メガワット、13年中に順次運転開始予定)。
プリヤナートCEOは、今後建設する10カ所を含め、同社の総出力は約2000メガワットとなり、EGATに売電するほか、800カ所以上の工場向けに電力を供給できると述べた。
日付 : 2012年08月16日
By : 時事速報
アマタBグリム・パワーは、タイの工業団地造成最大手アマタ・コーポレーションとドイツ系企業Bグリムとの合弁会社で、今後7年間で5工業団地内に計10カ所の小型発電所の建設を計画している。総出力は1200メガワットで、うち900メガワットはタイ発電公社(EGAT)に販売することが決まっており、既に25年間の売買契約を締結済み。残りは各団地内の工場向けに供給する。クリサダ副頭取は、資金調達方式について、国内外の金融機関からの借り入れや各種社債発行によって賄うと話した。
アマタBグリム・パワーのプリヤナート最高経営責任者(CEO)によると、国内の電力需要は引き続き増加しており、今年のピークは2万6121メガワットだったが、来年は2万7443メガワットに達すると見込まれている。同社として電力の安定供給を支援するため10カ所の発電所建設を推進していく。
10発電所は、中部パトゥムタニ県バンガディ工業団地内に2カ所、東部チョンブリ県アマタナコン、ヘマラート両工業団地内に計3カ所、東部ラヨン県アマタシティー工業団地内に3カ所、中部ラチャブリ県VRM工業団地内に2カ所-にそれぞれ設置する。出力は各116~142メガワットで、2019年までに完成させる。
同社はこれまでに3カ所の発電所を稼働させ、別の3カ所も建設中。運転開始した3カ所は、アマタナコン工業団地内の2カ所とベトナム・ドンナイ省のアマタ工業団地内(ビエンホア市)の1カ所。建設中のものは、アマタナコン1カ所(出力130メガワット、今年9月運転開始予定)、アマタシティー2カ所(出力は各120メガワット、13年中に順次運転開始予定)。
プリヤナートCEOは、今後建設する10カ所を含め、同社の総出力は約2000メガワットとなり、EGATに売電するほか、800カ所以上の工場向けに電力を供給できると述べた。
日付 : 2012年08月16日
By : 時事速報